ニュース 電子 作成日:2015年9月9日_記事番号:T00059206
9日付電子時報によると、華碩電脳(ASUS)は、同社スマートフォン「ZenFone」シリーズが予想を上回る売れ行きを見せ、出荷規模が拡大する中、コスト面を考慮し、生産委託先として既存の和碩聯合科技(ペガトロン)、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)に鴻海精密工業と華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)をパートナーに加える方針とみられる。鴻海はブラジル、インド向け、アリマはインドネシア向け製品の生産を手掛けるとされる。
海外での販売増を目指すASUSは、関税による保護政策を取るブラジル向け製品の生産を、同国に工場を抱える鴻海に委託する方針とされ、インド向けも主にクアルコムのプロセッサーを採用する現地生産機種を鴻海が手掛けるもようだ。
またZenFoneシリーズの出荷台数が最多となっているインドネシア向け機種は現在、主に現地メーカーに生産を委託しているが、沈振来(ジェリー・シェン)執行長は先ごろ、「16年以降は現地に工場を設置する台湾メーカーに生産を委託する」と表明しており、業界ではASUSがアリマと初めて提携するとの見方が出ている。
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