ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北市の幹部、公務用LINEに「株購入」誤送信


ニュース 社会 作成日:2015年9月10日_記事番号:T00059213

台北市の幹部、公務用LINEに「株購入」誤送信

 台北市政府政風処の林恵琴主任秘書が9日午前9時10分ごろ、勤務時間中にもかかわらず、無料対話アプリ「LINE」で、柯文哲台北市長など193人を含む公務用グループ向けに、誤って特定銘柄の株式購入を指示するメッセージを送信してしまった。3分後に誤送信に気付き、慌てて謝罪したものの後の祭りで、政風処は同日、過失処分を下した。10日付蘋果日報などが報じた。


柯市長は10日、メッセージは見ておらず、今朝の新聞で知ったと話した(9日=中央社)

 政風処は、林主任秘書は妻から株式購入について相談を受け、その返信先を間違えただけで、買い注文をしたわけではないと指摘。ただ、勤務時間中に公務以外の行為は禁じられており、役職者という立場、かつ社会に悪いイメージを与えたことを考慮し、処分を決めたと説明した。

 林主任秘書も、単に返信先を間違えただけで、証券口座は持っているが妻が使用しており、現在は株式を保有してないと弁明した。

 先月8日、柯市長が自宅でLINEを使って台風13号(アジア名・ソウデロア)対応の指揮を取っていたことが批判を浴びており、またしても台北市政府のLINE多用が注目を浴びた格好だ。