ニュース 社会 作成日:2015年9月10日_記事番号:T00059214
てんかんの持病を持つ運転免許保有者が1日から相次いで、9月末で免許を取り消すとの通期を受け取っている。多くの患者にとって自動車の使用は欠かせないものとなっており、突然の取り消し通知に困惑の声が上がっている。10日付自由時報が報じた。
これに対し交通部公路総局は、道路交通安全規則には「てんかん患者は自動車およびバイクの免許を取得できない」と規定されており、免許取得の際には健康診断書の添付が義務付けられているが、自身が患者であることを知らない、または患者であることを隠匿して免許を取得したケースがあったと指摘した。
これまで免許交付機関ではてんかん患者の把握が難しかったが、今年から衛生福利部(衛福部)の重大疾病患者リストと免許交付システムが連結したことで、「免許を取得したてんかん患者」の把握が進み、今回の取り消し通知につながった。
公路総局は、台湾域内および海外で運転中にてんかんの発作を起こしたことが交通事故につながったとの事例が多数報告されており、患者自身および他人の安全に考慮して、規定を厳格に適用する必要があると強調した。
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