ニュース 電子 作成日:2015年9月10日_記事番号:T00059234
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が9日発表した8月連結売上高は前月比6.2%減、前年同月比27.2%減の278億500万台湾元(約1,030億円)で、過去6カ月で最低となった。出荷量減少とパネル価格下落が影響し、本来は需要期だが不振だった。10日付工商時報が報じた。
第3四半期は主力商品の一つである50インチパネル価格が6.57%下落、IT製品用パネルも5%前後下落している。
8月の液晶パネル出荷量は、大型パネルが952万枚で前月比2.3%減。中小型パネルが2,112万枚で3.1%減だった。イノラックスは、第3四半期はテレビ用パネル出荷が安定、IT製品用パネルも需要が既に底打ちしている状況の下、生産ラインはフル稼働状態を維持しており、出荷量の減少幅は大きくないと説明した。
サプライチェーンによると、今年は欧州市場の需要が弱く、中国市場も国慶節(建国記念日、10月1日)連休向けの需要が不透明で、8~9月の調達は力強くなかった。中国ブランドメーカーは模様眺めに転じており、第4四半期の不確定要素を強める要因となっている。
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