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カインドネスホテル、高雄5軒を売却へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年9月11日_記事番号:T00059248

カインドネスホテル、高雄5軒を売却へ

 南部を中心に展開するホテルチェーン、康橋商旅(カインドネスホテル)は、不動産仲介業者に高雄市のビジネスホテル5軒の売却手続きを依頼した。同社が高雄市に持つビジネスホテルの半数以上のため、市場では財務体質悪化を受けた資産売却との憶測を呼んだが、同ホテル管理処の陳培銘処長は「台中、新竹、桃園、新北、台北で新拠点を設立するための戦略転換の一環で、台湾全土に拠点を持つホテルグループが目標だ」と説明した。11日付工商時報が報じた。

 カインドネスホテルは全土に20カ所の営業拠点を持ち、うち高雄市のビジネスホテルは9軒。売却するのは▽高雄七賢館(195室)、提示価格15億台湾元(約56億円)▽三多商圏館(109室)、6億元▽五甲館(72室)、1億8,000万元▽南華館(50室)、2億5,000万元▽衛武営館(63室)、2億5,000万元──の計489室、27億8,000万元。

 陳処長は「当グループの昨年売上高は8億元、今年は10億元に増える見通しだ。財務体質は非常に健全で、財務上の圧力はない」と強調した。