ニュース 運輸 作成日:2015年9月14日_記事番号:T00059272
交通部高速鉄路工程局(高鉄局)は11日、同局がこれまでに日本の国土交通省と交わした提携覚書(MOU)を基に今後、新幹線関連のハードウエアと台湾高速鉄路(高鉄)の優れたサービスを統合して海外の高速鉄道市場で商機獲得を目指すと表明した。12日付工商時報などが報じた。
高鉄局関係者は、台湾は新幹線初の海外輸出先で、日本の高速鉄道技術にとって最良の代弁者となれると強調。また台湾高鉄は車掌による切符の確認を不要とする座席情報管理システムの開発など運営管理上の研究開発(R&D)を継続していると説明した。
その上で、ブラジル、ノルウェー、インド、マレーシア、シンガポール、ベトナムなど多くの新興国が高速鉄道敷設に意欲を示す中、台湾の高品質で革新的なサービスと日本のハード面での技術を組み合わせれば新幹線の海外輸出に高い効果が期待できるとの考えを示した。
高鉄値下げ、12月1日より
なお陳建宇交通部長は12日、高鉄で苗栗、彰化、雲林の新駅が開業する12月1日より、運賃の値下げを実施すると表明した。台北〜新竹は現行の315台湾元(約1,170円)から290元に、台北〜台中は765元から700元に、台北〜台南は1,480元から1,350元に、台北〜高雄は1,630元から1,490元にそれぞれ引き下げられる。
馬英九総統は12日、彰化駅を視察し、「8年前の選挙公約を果たした」と自画自賛した(12日=中央社)
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