ニュース 運輸 作成日:2015年9月14日_記事番号:T00059273
年間延べ3,200万人の旅客処理能力を持つ桃園国際空港では今年、旅客数が4,000万人を突破する見通しとなる中、深刻化する混雑の解消に向け、2020年に予定される第3ターミナルの供用開始に先んじて、年間処理能力500万人のスマート型ターミナル(第4ターミナル)を18年末に完成、オープンさせることを決定した。14日付中国時報が報じた。
桃園空港の昨年の旅客数は3,580万人に達し、早期の処理能力向上が求められていた(桃園空港リリースより)
空港運営会社、桃園国際機場公司の温永松副総経理によると、第4ターミナルの建設については既に交通部の同意を得ており、20億台湾元(約74億円)の予算が投じられる見通しだ。
第4ターミナルは第1ターミナルに隣接する駐車場および空き地を利用して建設し、駐機場5カ所を設置する。ターミナル内にはセルフチェックインカウンター、全自動の空調、照明システムなど最新のスマートシステムを導入する計画だ。
また桃園空港は今後、台北駅までを結ぶ台湾桃園国際機場聯外捷運(桃園国際空港MRT)の16年3月開通に合わせて、台北駅へのセルフチェックインエリア設置、空港第2ターミナル拡張(17年末完成予定)、多機能ビル建設(19年末完成予定)を計画しており、第3ターミナルが完成する20年には年間処理能力が9,150万人に拡大する見通しだ。
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