ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年9月14日_記事番号:T00059280
マツダ100%出資の販売統括会社、台湾馬自達汽車(マツダモーター台湾、MMT)の浜本俊輔総経理は11日、輸入車市場でトヨタとの差を大幅に縮め、首位を狙うと表明した。12日付中国時報などが報じた。
マツダ2は販売価格63万9,000元からと、予約販売時より約2万元引き下げた(同社リリースより)
浜本総経理は、日本からの輸入車はかつて台湾生産車より7〜10%高かったが、円安でほぼ価格差がなくなり、台湾生産車に勝てる時代がやってきたと指摘。製品ラインアップを充実させ、市場シェア5%を目指すと語った。
頼信宏マーケティング部長は、輸入車専門に転換して以降、初めて自動車を購入する年齢層が26〜27歳から30歳に上昇し、販売価格100万台湾元(約370万円)以上の車種の販売構成比が1割未満から3割に拡大したと指摘した。
マツダは昨年7月、台湾の代理権を回収し、直営に切り替えた。統計によると、マツダ台湾の今年1〜8月販売台数は1万3,425台で前年同期比21.2%増、市場シェア4.7%だった。11日発表の小型車「マツダ2」(日本名・デミオ)に続き、スポーツカー「マツダMX−5」(日本名・ロードスター)、小型SUV(スポーツ用多目的車)「CX−3」などを相次いで発売する予定だ。同社は今年の新車販売目標を1万9,000台に約2割上方修正した。来年は2万台以上を目指す。
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