ニュース 運輸 作成日:2015年9月15日_記事番号:T00059297
今月4日午前10時すぎ、復興航空(トランスアジア航空)2322便(ATR72−500型旅客機)が金門県の尚義空港から台北に向け離陸する際、管制塔の許可がないまま滑走路に進入し、着陸態勢に入っていた台北発の立栄航空(ユニー航空)機と衝突しかねない危険な状況となっていたことが明るみに出た。15日付蘋果日報が伝えた。
管制塔が2分後の着陸を予定していた立栄航空に上昇を指示したため、危機は回避された。交通部民用航空局は事態を重く見て、復興航空に対する処分を検討するとともに、ATR72−500型旅客機の運航停止を命じた。復興航空も当日の機長、副機長を乗務から外す措置を取った。
問題の復興航空機には乗客3人、乗員4人、立栄航空機には乗客71人、乗員4人が乗っていた。復興航空機が滑走路に誤って進入した当時、立栄航空機は尚義空港から5マイル(9.26キロメートル)、高度1,500フィートまで接近していた。
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