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タイヤの正新、14年世界9位を維持【表】


ニュース その他製造 作成日:2015年9月15日_記事番号:T00059302

タイヤの正新、14年世界9位を維持【表】

 米タイヤビジネス誌が発表した、2014年のタイヤメーカー世界売上高ランキングによると、台湾タイヤ最大手の正新橡膠工業(CST)は売上高44億4,100万米ドルで世界9位だった。昨年は日本円安や欧州景気低迷といったマイナス要因によって、4位の独コンチネンタル以外のメーカーが全て売り上げを落とした中、前年と同じ順位を維持した。15日付工商時報が報じた。

 

 正新は中国市場で、ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーター、日産自動車にOE(新車装着用)タイヤを供給しており、年間供給量は2,000万本を上回る。ただ、ライバルと目する韓国のハンコックタイヤ(7位)は、中国市場でのセダン車向けのタイヤ供給量が年間約3,000万~4,000万本に上っており、このため正新はOEやアフターマーケット(AM)市場を強化する方針だ。

 一方、建大工業は28位(売上高11億6,800万米ドル)で、同じく前年同位を維持した。

 日本メーカーは▽1位、ブリヂストン(260億4,500万米ドル)▽6位、住友ゴム工業(69億1,700万米ドル)▽8位、横浜ゴム(47億300万米ドル)──と、10位以内に3社がランクインした。