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屏東輸出加工区、不景気で増産撤回相次ぐ


ニュース 石油・化学 作成日:2015年9月15日_記事番号:T00059303

屏東輸出加工区、不景気で増産撤回相次ぐ

 熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)大手の鼎基先進材料(DingZing)と、ステンレスパイプ加工メーカーの世華金属科技(SHYH HWAステンレス・スチール・チューブ)は最近、相次いで経済部加工出口区(輸出加工区)屏東園区の工場拡張計画を撤回した。両社は「目下の不景気で、投資のタイミングではない」と口をそろえた。15日付工商時報が報じた。

 屏東園区関係者によると、鼎基は今年5月に同園区に工場拡張を申請し、審査に合格。年末に着工し、2017年7月に稼動する計画だった。投資額は30億台湾元(約110億円)を予定していた。

 一方、世華金属は今年2月に同園区の用地2件を借り受け、うち約1ヘクタールの1件を工場拡張に充てる計画だった。投資額は11億元を予定していた。