ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年9月15日_記事番号:T00059307
中国鋼鉄(CSC)が14日発表した自社決算による8月の連結税引き前利益は3億4,600万台湾元(約12億8,000万円)で前月比54%増加した。低価格の原料調達によるコスト削減で、製品価格の下落で生じた損失を補い増益となった。8月は原料の石炭と鉄鉱石を、それぞれ前月比で1トン当たり100米ドル、50米ドル以上安く調達した。15日付経済日報が報じた。
証券会社は、CSCは9月も同様の利益水準を維持できるとみている。
証券会社は一方で、インド政府が現地メーカー保護のため、特定の鉄鋼製品に対し、20%の緊急関税を課徴する方針を検討していることを指摘した。CSCは今年1月、同国グジャラート州で年産能力20万トンの電磁鋼板生産ラインを稼働させているが、高関税によって100億元以上の追加投資計画が見直しを迫られる可能性が浮上している。
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