ニュース 電子 作成日:2015年9月15日_記事番号:T00059314
中国の発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)大手、木林森は先週、台湾のLED最大手、晶元光電(エピスター)が35%出資する中国のLEDチップメーカー、開発晶照明(アモイ)の株式10.91%を1億8,000万人民元(約34億円)で取得したと発表した。開発晶は木林森からの出資受け入れにより、顧客構成、特許をさらに充実できる。15日付工商時報が報じた。
木林森は開発晶の3位株主となった。開発晶の筆頭株主は中国のEMS(電子機器受託生産サービス)大手、深圳長城開発科技(深開発、KAIFA)で、出資比率38.67%。2位はエピスター。開発晶はLED封止、モジュールも手掛けている。
木林森がLEDチップメーカーに出資するのは初めてだ。LED封止メーカーが川上のチップメーカーに出資するのは異例だが、木林森はエピスターの中国最大の出荷先で、エピスターはアモイ工場の生産能力のほぼ全てを木林森向けに充てている。両社の提携期間は長く、木林森が開発晶に出資するのは自然な流れだ。木林森は今後追加出資するかは明らかにしなかった。
開発晶は今年7月に子会社を通じ、米LED大手のブリッジラックスを買収している。
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