ニュース 政治 作成日:2015年9月16日_記事番号:T00059326
李登輝元総統は15日台北市で開いた新著『新・台湾の主張』の中国語版の発表会で、国民党の党内情勢に関して質問を受け、「王金平立法院長は国民党本土化勢力の代表的な人物で、もし党主席となれば『中国国民党』から『台湾国民党』へ自然に変化するかもしれず、そうなれば良い」と期待感を示した。16日付自由時報が報じた。
『新・台湾の主張』で李元総統は、台湾人は今こそ「日本精神」を顧みなければならないと力説している(15日=中央社)
李元総統はまた、「国民党が倒れることはない。国民党は歴史があり、民進党は8年間政権を担当しただけで不足している面が多い」と指摘。両党が互いに台湾で良い政権運営を行ってほしいと話した。
王立法院長は李元総統の発言に対し、「ご関心に感謝します」とのみ話した。国民党では廖国棟立法委員らが、立法委員選挙への比例代表からの立候補は2期までとする党規約を改正して、王金平立法院長の比例3選に道を開こうという動きがある。来年も当選して、かつ総統選挙で同党が敗北して朱立倫主席が辞任した場合、王立法院長は次期党主席の有力候補の一人と目されている。
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