ネットワークインテグレーション（ＮＩ）の凌群電脳（シスコム・コンピューター・エンジニアリング）は14日、日本の同業、ネットワンパートナーズ（本社・東京都千代田区、川口貴久社長）との提携を発表した。ネットワンパートナーズの台湾、東南アジアの顧客サービスをシスコムが支援する他、台湾での大型プロジェクトでの提携も視野にある。16日付経済日報が報じた。
劉シスコム総経理（左）と川口ネットワンパートナーズ社長（右）。両社の提携は、生産の自動化、ネットワーク化を進めることで労働生産性の向上を目指す政府の「生産力4.0計画」に応えるものだ（シスコムリリースより）
シスコムは近年、TOKAIコミュニケーションズ（静岡市）と折半出資で台湾にクラウド事業の合弁会社、「雲碼（クラウドマスター）」を設立するなど、日本企業との提携で中華圏や東南アジア市場での発展を目指している。
シスコムの劉瑞隆総経理は先日、日本や中国、東南アジアなど海外の売上高は２割を占め、日本の販路や顧客との関係は緊密化していると話していた。
