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ラディアントのBLM、iPhone6sプラス向け供給倍増へ


ニュース 電子 作成日:2015年9月16日_記事番号:T00059340

ラディアントのBLM、iPhone6sプラス向け供給倍増へ

 アップル製品の動向把握で定評のある凱基証券(KGI)の郭明錤アナリストによると、iPhone6sプラス向け液晶パネル用バックライトモジュール(BLM)の最大サプライヤー、日本のミネベアの供給が滞っており、アップルが急きょ台湾最大手、瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)に発注を切り替え、ラディアントの供給比率は35〜45%から70〜80%に倍増する見通しだ。16日付経済日報が報じた。

 ラディアントは15日、特定の顧客に対する出荷状況はコメントできないが、同社は最近、残業が常態化しており、全力で出荷に応じていると説明した。同社の8月連結売上高は前月比48.4%増、前年同月比32.9%増の51億4,800万台湾元(約190億円)で、過去10カ月で最高だった。

 ラディアントはこれまでアップルのiPad、Macにバックライトモジュールを供給しており、今年初めてiPhone6s、iPhone6sプラスのサプライチェーン入りを果たした。

 アップルは、iPhone6s、iPhone6sプラスの第1週の予約受付は過去最高となり、昨年のiPhone6の1,000万台を超えると予測している。KGIによると、9月25日発売の初回出荷は150万〜200万台の予想だ。