ニュース 社会 作成日:2015年9月17日_記事番号:T00059347
日本のAV女優、波多野結衣の写真を使用した交通系ICカード、悠遊カード(イージーカード)をめぐる騒動で、同カードの運営会社、悠遊卡公司が3,000枚を広報用に取り置き、台北市議会議員18人が74枚、市政府顧問室が60枚の無料配布を求めていたことが分かった。
徐市議(右)の発言は「不適当で品がない」とインターネットユーザーに批判された(16日=中央社)
同社が市議会に提出した配布先リストは姓のみで名前を伏せ字にしたもので、大半は返納されたか、実際には受け取られなかった。
リストに実名が記載されなかったことに与党国民党の市議は反発を強め、徐弘庭市議は柯文哲台北市長が悠遊卡公司の戴季全董事長をかばっており、「(映画監督の)馮光遠氏に特殊な性的関係にあると言われかねない」などと述べたことから、憤慨した柯市長が議場の机をたたく一幕もあった。
徐市議の発言は、過去に馬英九総統と国家安全会議(国安会)の金溥聡元秘書長の密接な関係を「特殊な性的関係」と表現し、名誉毀損に問われた事件に例え、柯市長と戴董事長に関係を皮肉ったものだ。徐市議と柯市長はその後それぞれ陳謝した。
17日、悠遊卡公司が改めて提出したリストでは実名が記され、配布先の議員は5人18枚に修正された。
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