ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

国連ジュネーブ事務局、台湾旅券を拒否


ニュース 社会 作成日:2015年9月17日_記事番号:T00059351

国連ジュネーブ事務局、台湾旅券を拒否

 観光客の見学コースが設けられている国際連合ジュネーブ事務局を台湾人旅行者が訪れたところ、台湾旅券での見学を断られたことが波紋を広げている。17日付蘋果日報が伝えた。

 現地を訪れた蔡淯鈴さんはフェイスブックで、台湾旅券で国連ジュネーブ事務局を見学しようとしたが拒否され、中国の旅券と身分証を提示するよう求められたとして怒りをあらわにした。当時国連職員に「台湾は中国の一部だ」と言われ、蔡さんは「自分は台湾人で台湾旅券しか持っていない。台湾は中国の一部ではない」と反論したという。

 これを受け、インターネット上では国連の対応に不満が高まり、台湾外交部も国連に抗議した。

 蘋果日報が国連ジュネーブ事務局の広報担当者に確認を求めたところ、国連は台湾旅券を承認していないが、台湾人は運転免許証や身分証など写真付きの身分証明書類を提示すれば見学が可能だと回答した。