ニュース 電子 作成日:2015年9月17日_記事番号:T00059364
市場調査会社、IDCの統計によると、鴻海精密工業は第2四半期のタブレット端末(ノートパソコンとしても使える2イン1機種含む)出荷台数でサムスン電子を抜いて首位に立った。サムスンがタブレット販売不振で2位に転落した一方、鴻海が組み立てるアップルのiPadが安定した売れ行きを見せたためだ。IDCは「鴻海は下半期も首位を維持する」と予想した。17日付蘋果日報などが報じた。
第2四半期のタブレット出荷台数3位は和碩聯合科技(ペガトロン)、4位は仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)で、それぞれ前期と同じ順位だった。5位は広達電脳(クアンタ・コンピュータ)。クアンタは、華碩電脳(ASUS)の2イン1機種受注が貢献し、聯想集団(レノボ)、LGエレクトロニクスを抜き、前期7位から順位を上げた。
IDCは、今年のタブレット出荷台数は2億2,200万台と前年比3.8%減少するが、2イン1機種は1,470万台で86.5%増加すると予想。うち9割以上を台湾メーカーが、そのうち7割をペガトロンが組み立てると予想した。ただ、アップルは11月に発売予定の12.9インチの「iPad Pro」200万台の組み立てを今年鴻海に発注するとみられ、鴻海は2イン1機種に分類されるiPad Proの出荷が第4四半期に増え、2イン1機種市場でもペガトロンを抜いて首位に立つと予想している。
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