ニュース 社会 作成日:2015年9月18日_記事番号:T00059371
考試院の公務員海外研修に参加した幹部公務員20人が8月15日、フィンランドに向かう途中、経由地の香港に向かう航空便が遅れたことを不満として、台湾交通部経由でキャセイパシフィック航空に圧力をかけ、総額40万台湾元(約148万円)の賠償を要求していたことが明るみに出た。18日付中国時報が伝えた。
一行はキャセイ便で香港に向かい、フィンエアー便に乗り継ぐ予定だったが、香港空港の悪天候で航空機が遅れ、日程が狂い、研修費用などに損失が生じたとして、賠償を要求した。
キャセイ航空は150米ドル分のバウチャーを提供したが一行は納得せず、総額40万元または1人当たり300米ドルの賠償を求め、キャセイ航空に拒否された。
香港空港では当日、激しい雷雨で一時航空機の離着陸ができなくなり、500便に遅れまたは欠航の影響が出た。
中華民国消費者文教基金会(消基会)の游開雄副董事長は「高官が監督機関経由で航空会社に圧力をかけ、賠償を要求することは不合理で、消費トラブルの誤った手本になる」と批判した。
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