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悠遊カード董事長が無給休暇入り、波多野騒動で


ニュース 社会 作成日:2015年9月18日_記事番号:T00059374

悠遊カード董事長が無給休暇入り、波多野騒動で

 日本のAV女優、波多野結衣の写真を使用した交通系ICカード、悠遊カード(イージーカード)をめぐる騒動で、同カードの運営会社、悠遊卡公司の戴季全董事長は17日、「無給休暇」に入ると宣言した。18日付蘋果日報が伝えた。


戴董事長(写真)が自ら辞意を表明しないことについて、首長の9割が不満を感じているとの指摘もある(17日=中央社)

 戴董事長をめぐっては、市議会から引責辞任を求める声が上がっていた。戴董事長は「給与を受け取らずに指示を待つ。今後の職務変動を董事会に委ねる」と述べた。自ら辞意は表明せず、董事会に事実上の進退伺いを出した格好だ。

 市議会では与野党双方から戴董事長の辞任を求める圧力が高まっており、国民党からは辞任に応じなければ、市議会での審議を拒否するとの声も上がっている。

 悠遊卡公司は25日に董事会を予定しており、柯文哲台北市長は大株主の市が派遣する董事を通じ、戴氏を董事長から総経理に降格することを提案するよう命じたとされる。戴董事長は17日に柯市長に電話をかけ、休暇入りについて了承を得たという。