ニュース その他分野 作成日:2015年9月18日_記事番号:T00059381
国泰金融控股(国泰金控)と台湾大学の産学連携チームは17日、2015年の台湾域内総生産(GDP)の成長率予測値を1.7%へと、6月予測の3.4%より1.7ポイント下方修正した。第3四半期の深刻な輸出不振を受けて、通年の輸出成長率予測値を4.92%から1.86%へと修正したことが影響した。18日付蘋果日報が報じた。
同チームの徐之強教授は、第4四半期は景気が好転する可能性があり、「経済天気予測」が9月の「曇り(景気後退傾向)」から「晴れ(景気安定)」に改善するとの見通しを示した。ただ中国の景気リスクが依然あるため、「晴れ」の可能性を40%以下にとどめた。
なお国泰金控の程淑芬投資長は、台湾の16年の景気は今年よりも良く、GDP成長率は2.4%、予想幅は1.9〜3.1%との見方を示した。
一方、張盛和財政部長は17日、輸出振興策として中古車の輸出に取り組みたいと述べた。当面は車齢2年以上、台湾生産車以外も含める計画で、近く関係機関で協議が行われる。
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