ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年9月18日_記事番号:T00059387
日本と韓国の低価格H形鋼の輸入が大幅に増えており、台湾の同製品の主要メーカー、東和鋼鉄企業(東鋼)と中国鋼鉄(CSC)傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)が打撃を受けている。先日の台湾鉄鋼工業同業公会(TSIIA)理監事会議では、問題の深刻さを直視するよう求める政府への呼び掛けや、日韓メーカーに対し不当行為の中止を求めて警告を行うことが提案された。業者は、今後も低価格品の流入が続く場合は反ダンピング(不当廉売)提訴も辞さない構えだ。18日付工商時報が報じた。
日韓製H形鋼の輸入量は2010年の1万9,858トンから昨年は12万8,900トンへと、6.5倍に増加した。今年1〜8月の輸入量も8万7,548トンで前年同期比68%増と、高いペースで増え続けている。1トン当たりの価格は2万~2万500台湾元(約7万4,000~7万5,900円)で、台湾メーカー製よりも3,000~5,000元安い。
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