ニュース 電子 作成日:2015年9月18日_記事番号:T00059392
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの最新レポートによると、液晶パネル価格の下落が続いており、32インチおよび55インチのテレビ用パネルは生産コスト割れの水準に迫っている。友達光電(AUO)および群創光電(イノラックス)の業界大手2社は、第3四半期は黒字を維持するとみられるが、第4四半期はさらに厳しい経営圧力にさらされ、減産を実施するか否かの選択を迫られる見通しだ。18日付自由時報が報じた。
液晶テレビ用パネル価格は昨年第2四半期から上昇が続いたが、今年第1四半期末以降に欧州および新興市場のテレビ購買意欲が通貨安で減退し、テレビメーカーの業績が赤字に落ち込み、パネル需要、価格も下落に転じた。
ウィッツビューは、市場在庫の消化には時間がかかる上、中国のパネルメーカーが相次いで新たな生産ラインを稼働させる中、パネル価格の下落が短期内に止まる可能性は低いと予測。パネルメーカーは第4四半期に生産能力過剰、需要減、価格下落、収益低下という厳しい状況にさらされ、減産の決断に直面すると指摘した。
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