ニュース 電子 作成日:2015年9月18日_記事番号:T00059394
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は、親会社でEMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手の鴻海精密工業と共同でメキシコ政府調達を落札し、23.6インチテレビ用パネルを出荷してきたが、来年第1四半期に予定されるメキシコ政府調達終了後も、その他の新興市場向けに出荷が続く見通しだ。18日付電子時報が報じた。
イノラックスの23.6インチテレビ用パネル月間出荷量は100万〜150万枚に上り、このほど参入した京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)の出荷量20万〜30万枚を大きくリードしている。
イノラックスの統計によると、23.6インチパネルの上半期出荷枚数は800万枚で、メキシコ政府調達向けが200万〜300万枚だった。今年通年の23.6インチパネル出荷目標は1,000万枚。
メキシコ政府による3年間のテレビ購入補助対象の調達は来年第1四半期に終了するが、32インチ以下の小型テレビを中心とするインドやタイなど新興市場の政府調達が残っているため、イノラックスは23.6インチパネルの出荷を続けられそうだ。
またイノラックスは第8.5世代工場で23.6インチパネルと41.6インチパネルを切り出しており、メキシコ政府調達終了後は41.6インチパネルの生産を増やして、稼働率を維持する見通しだ。
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