ニュース 社会 作成日:2015年9月21日_記事番号:T00059397
台湾大学獣医専業学院の王金和教授はこのほど、米疾病予防管理センター(CDC)発行の学術誌に寄稿し、H6N1型鳥インフルエンザウイルスに感染している犬が発見されたことを明らかにした。19日付自由時報が伝えた。
王教授は台湾で犬ジステンパーにかかった犬のウイルス分離を図ったところ、偶然H6N1型鳥インフルエンザウイルスに感染しているのを発見。その後の調査で犬の2.1%がH6N1型ウイルスに感染していることが判明した。犬がH6N1型ウイルスに感染することが明らかになったのは世界で初めて。
王教授によると、犬と家禽(かきん)類は、鳥インフルエンザが感染の際に付着するレセプターの種類が似ているため、感染しやすかったとみられる。
台湾では2013年5月に20歳女性が人類で初めてH6N1型ウイルスに感染していることが判明した。しかし、女性の感染経路は明らかになっていなかった。
台大獣医専業学院の頼秀穂名誉教授は「鳥インフルエンザウイルスは変異を起こし、哺乳(ほにゅう)類に感染することがあり得る」と述べた。
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