ニュース 機械 作成日:2015年9月21日_記事番号:T00059409
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)が中国医薬大学(中国医大、台中市)と共同開発した下肢の筋力トレーニング用ロボットは既に台湾および欧州連合(EU)で認証を取得。台湾ではスイス製などの約50%の低価格を武器に中小型の病院で広く使用されている。さらに中国でも早ければ10月に認証が取得できる見通しとなっている他、ドイツ、イタリア、日本での同製品販売に関する交渉を進めており、日本については来年下半期にも商談が成立する見通しだ。20日付工商時報が報じた。
卓董事長(右)と李文華・中国医大学長(左)。ハイウィンは多くの医療機関と医療用ロボットなどの開発に取り組んでおり、今年のR&D費用は売上高の3〜5%を占める(中国医大リリースより)
こうした中、ハイウィンと中国医大は19日、共同で医療用ロボットの研究、臨床実験、バイオメディカル産業の人材育成を進める機関、「HIWIN-CMU聯合研発中心」を創設した。ハイウィンは今後5年間同機関に対し、毎年1,000万台湾元(約3,700万円)の資金を投じる方針だ。
この他、同施設の開設式典に出席したハイウィンの卓永財董事長は「毎年、博士課程の学生2人に毎月各6万元の奨学金を支給し、課程終了後、年収150万元以上の待遇で当社に招へいする」との人材育成計画も明らかにした。
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