ニュース 電子 作成日:2015年9月21日_記事番号:T00059414
米アップルのスマートフォン新機種iPhone6s、iPhone6sプラスの発売を受け、フレキシブル基板(FPC)大手の臻鼎科技控股(ZDT)と台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)は好業績が期待されている。21日付電子時報が伝えた。
ZDTは昨年、iPhone5Sの不振で業績が低迷したが、iPhone6sの発売で今年下半期は当初予想を上回る受注を確保。8月売上高は前月比39.82%増、前年同月比40.13%増の14億2,900万台湾元(約52億8,000万円)に達した。通年の1株当たり純利益(EPS)は過去最高の12元に達すると見込まれている。
台郡はアップルの増産要求を受け、9億元を投じて工場用地と建屋を取得。来年には生産能力が4倍に増える見通しだ。今年は設備投資に15億元を充てる。
台郡の増産は、アップルが今後発売する新機種の設計が複雑化し、必要となるFPCの数量が増えるとみられることに対応したものだ。仮に新機種の販売台数がそれほど伸びなくても、FPCの需要は伸びが期待できる。
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