ニュース 電子 作成日:2015年9月21日_記事番号:T00059419
市場調査会社、IDCがまとめた今年第2四半期の液晶パネルメーカーの出荷シェア統計によると、友達光電(AUO)は13.8%の4位で、中国大手の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が13.6%の5位と、わずか0.2ポイント差まで迫られた。群創光電(イノラックス)は15.9%で3位。首位はLGディスプレイ(LGD)で21.0%、2位はサムスンディスプレイで17.2%だった。20日付経済日報が報じた。
中国勢の急追に対し、AUOとイノラックスはパネルサイズの差別化と高単価製品の出荷によって利益を維持したい考えだ。しかし、中国勢は相次いで新規生産ラインを稼働させており、低価格での出荷によって液晶パネル市況をさらに悪化させ、業界メーカーの利益を低下させる見通しだ。
なお、第2四半期の世界全体の出荷量は約2億枚で、前期比0.9%減、前年同期比10.6%減となった。大型パネル需要低下の影響で、各社は下半期の出荷も減退気味となっている。同期の前年同期比出荷減少率はLGDが15.7%で最悪だった。
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