ニュース その他分野 作成日:2015年9月22日_記事番号:T00059426
経済部統計処が21日発表した8月の輸出受注総額は350億3,000万米ドルで、前月比3.5%減、前年同月比8.3%減だった。前年同月比のマイナス成長は5カ月連続。また減少幅は前月の5%から拡大したばかりか、市場が予測した4.5%の2倍近くに上り経済界に衝撃が走っている。自由時報が同日伝えた。
下半期の輸出受注について市場では当初、アップルの新製品向け受注がけん引する形で回復に向かうと予測され、8月の前年同期比マイナス幅も前月に比べ若干縮小すると見込まれていた。しかし、実際の下落幅は予測を大きく上回ったため、下半期の需要に依然、回復の兆しが見えていないことが浮き彫りとなった形だ。
品目別では、情報通信製品は前年同月比4.7%増とプラス成長を維持したが、電子製品は8.1%減となった。その他主要品目はさらに、▽精密機器(液晶パネル含む)、前年同月比22.6%減▽基本金属、21.9%減▽機械、13.9%減▽プラスチック・ゴム製品、19.4%減▽化学品、同18.2%減──と軒並み2桁減となった。
また同月は輸出受注に対する海外生産比率が54.3%と過去最高を記録。台湾で受注し、海外で生産する傾向がさらに顕著になっているようだ。
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