ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年9月22日_記事番号:T00059432
鉄筋大手の豊興鋼鉄は21日、原料価格の下落を受けて、台湾域内向けの鉄筋価格を1トン当たり400台湾元引き下げ、1万1,600元(約4万2,800円)とした。これにより、同社の鉄筋価格は8月の2回にわたった値上げを帳消しにし、過去7年で最低水準となった。22日付経済日報が報じた。
業界関係者によると、豊興の鉄筋は実際の取引価格は1トン当たり1万1,400元で、さらに200元安い。また南部の取引業者は価格の主導権を握りたいという思惑から、1万700元まで下げているという。業界では鉄筋価格は今後も引き続き下落するとみられている。
一方、証券会社は、鉄筋と原料のスクラップ鉄の価格は、中国メーカーの低価格ビレットによって押し下げられていると指摘。台湾の電炉メーカーが生産するビレット半製品の平均価格は中国製を70米ドル上回っており、厳しい競争を迫られている。
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