ニュース 電子 作成日:2015年9月22日_記事番号:T00059443
南部科学工業園区(南科)管理局の林永寿副局長の話を基に22日付蘋果日報が報じたところによると、中小型液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)がこのほど、従業員全体の1.6%に当たる31人を解雇したもようだ。同社は中国スマートフォン市場の需要不振、および中国パネルメーカーとの価格競争激化を受け、既に減産を実施していたが、さらに人員削減に踏み切った形だ。
ハンスターは携帯電話向けおよびタブレット端末向けパネルの生産比率が90%を占めているが、中国経済の低迷が電子製品の購買意欲低下につながり、特にスマホ市場では在庫が積み上がっている状況だ。
こうした中、業界ではハンスターが生産ライン従業員の5%、物流・営業関連で15〜20%の人員削減を実施するとの観測が伝えられたが、同社は「削減人数は30人余りで、現在当社の従業員数は約2,600人となっているため、削減率は1〜2%にすぎない」と説明した。ただ削減理由については「現在の景気状況と見通しの悪さ、および売上高減少によるもの」と認めた。
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