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AUOとイノラックス、「パネル市況悪化で解雇」に反論


ニュース 電子 作成日:2015年9月22日_記事番号:T00059445

AUOとイノラックス、「パネル市況悪化で解雇」に反論

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)が市況悪化で合計100人以上を解雇したとの21日付経済日報の報道に対し、両社は同日、整理解雇による人員削減ではないと強調。来年新たな生産ラインを稼働する予定もあり、求人活動を続行していると説明した。22日付工商時報が報じた。

 AUOは、報道にあった73人は、新竹科学工業園区(竹科)L3A工場の売却に伴い、一部従業員が異動に応じず、労働契約の終了を選択したと説明した。同社は今年年初に、中国・江蘇省昆山市の第6世代LTPS(低温ポリシリコン)パネル工場や台湾のハイエンド工場拡張などに向け、エンジニア1,500人を募集する計画を示しており、現在も募集中だ。

 イノラックスは、報道にあった31人は年初来の累計で、うち21人は1月、残りは各月に分散していると指摘。いずれも職務遂行能力の欠如による普通解雇で、報道にあったような市況の悪化による整理解雇ではないと強調した。