ニュース 電子 作成日:2015年9月22日_記事番号:T00059446
金宝電子工業(キンポ・エレクトロニクス)の沈軾栄総経理は、タイ法人の泰金宝科技(カルコンプ・エレクトロニクス・タイランド)が、NAND型フラッシュメモリー用コントローラーIC設計の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)とブラジルで合弁し、半導体のパッケージング・テスティング(封止・検査)事業への参入を計画していることを明らかにした。22日付経済日報が伝えた。
合弁会社の名称は「カルコンプ・インドアストリア・デ・セミコンドゥトレス」で、投資額は3,000万~5,000万米ドル。出資比率は明らかにされていない。
双方はブラジル・アマゾン川流域のマナウスに工場を設け、来年1月にも操業を開始する計画だ。ファイソンがIC部品、別の企業がパッケージング・テスティング技術を提供。カルコンプは工場設置経験を生かし、工場運営を担当する。
沈総経理は今回の合弁について、「顧客がブラジル市場を有望視している上、カルコンプには既に現地で豊富な工場設置経験があるためだ」とし、3年以内に現地のNAND型フラッシュメモリー市場で50%以上のシェア獲得を目指す考えを示した。
沈総経理はまた、新金宝集団(キンポグループ)の業績見通しについて、金宝電子工業のフィリピン第2工場が来年操業を開始すること、およびカルコンプからの貢献により、グループ売上高が来年は今年比で倍増し、利益も2桁台の伸びが期待されると説明した。
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