ニュース 電子 作成日:2015年9月22日_記事番号:T00059448
電子ペーパーディスプレイ(EPD)大手、元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)は21日、ドイツのスーツケース大手、リモワおよびルフトハンザドイツ航空と共同で、元太の電子ペーパーパネル「Mobius(メビウス)」を搭載したリモワ製のスマート型スーツケースを発表した。22日付工商時報が報じた。
スマート型スーツケースの荷物タグは、紙製のタグと同じサイズ・形で、温度や湿度、衝撃の変化にも影響を受けないという(同社リリースより)
今回発表されたスーツケースは、持ち主がルフトハンザ航空を利用する際、自宅または旅行の途中で同航空会社のアプリを通じて預け入れ手荷物の登録を行い、ブルートゥース機能によりタグ情報をスーツケースに転送し、ディスプレイ上に表示させることができ、紙資源の節約や利便性の向上につながるという。
元太科技の柯富仁董事長は、電子ペーパーは画面が静止している際は電力を消費せず、表示情報の長期保存が可能なことから、一定の表示を継続するケースに適しており、スーツケースへの応用は最適例の一つと説明した。
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