ニュース 社会 作成日:2015年9月23日_記事番号:T00059455
行政院環境保護署(環保署)の蔡鴻徳監資処長は22日、PM2.5(微小粒子状物質)の測定値が各地で平均値を超えているとして、注意を呼び掛けた。23日付自由時報が伝えた。
同日午前は特に台湾中部でPM2.5による大気汚染が悪化し、崙背(雲林県)では測定値が1立方メートル当たり79マイクログラムに達し、台湾の平均値(35マイクログラム)の2倍以上に達した。この他、埔里(南投県)で65マイクログラム、大里(台中市)で63マイクログラムを観測した。
蔡処長によると、中部のPM2.5は主に台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)の排出ガスや濁水渓で砂じんが巻き上げられたことが原因で、北風と南風がぶつかり、気流が中部に滞留したことも一因だという。
秋から冬にかけては、北東の季節風が中央山脈に遮られるため、中部ではPM2.5が拡散しにくい状況になると予想される。
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