ニュース 政治 作成日:2015年9月23日_記事番号:T00059456
野党民進党は22日、総統選挙に立候補する蔡英文主席が10月6日から9日まで日本を訪問すると発表した。山口と東京を訪れ、山口では7日に村岡嗣政県知事と会談する他、現地の地場産業やハイテク産業を見学する。8日と9日は東京で自民党や民主党、日華議員懇談会の要人と会談し、9日夜に台湾に戻る。
蔡主席の方針からは、日米、および中国の周辺国と関係を深めて、中国の脅威を緩和しようという意図がうかがえる(22日=中央社)
与野党の総統選候補者はこれまで、選挙の前年に米国と日本を訪れるのが慣例化しており、蔡主席もそれに倣う形だ。ただ、国民党から立候補する洪秀柱同党副主席は、依然米国も日本も訪れていない。
東南アジア・インドと関係強化
23日付聯合報によると、蔡主席は同日、民進党が各国・地域の大使や駐台代表を招いて開いたパーティーで、東南アジアとインドとの関係を強化する「新南向政策」を展開するとの外交方針を発表した。蔡主席は「東南アジアとインドは強力な経済体となっていく。台湾が貿易先の多元化を推進するとともに、両者との全体的関係を強化することを希望するのは当然の選択だ」と語った。
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