ニュース 社会 作成日:2015年9月23日_記事番号:T00059457
日本のAV女優、波多野結衣の写真を使用した交通系ICカード、悠遊カード(イージーカード)をめぐる騒動で、同カードの運営会社、悠遊卡公司の戴季全董事長は22日、董事会に辞表を提出した。戴董事長は先週18日から「無給休暇」入りし、董事会に自身の進退を委ねる態度を示していたが、柯文哲台北市長が辞任を求めた。23日付中国時報などが報じた。
柯市長(写真)は戴董事長に今後何らかの役職を与えるかについては明言を避けた(23日=中央社)
戴董事長は、波多野結衣の悠遊カードが社会に争議をもたらし、社会資源を浪費したことに心から謝罪すると述べた。自身の職務上の問題で柯市長の施政報告、市議会の予算審査がこれ以上遅延することは望まず、22日に悠遊卡公司の董事長、董事および悠遊卡投資控股の董事を辞任したと説明した。
柯市長は、先週、悠遊卡投資控股公司の林向愷董事らと話し合い、戴董事長を辞任させる方針を固めたと説明した。
悠遊卡公司は25日に董事会を開き、戴董事長の辞任と新人事を決議する予定。現在は林董事が暫定で董事長を務めているが、正式に就任する見通しだ。
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