ニュース 商業・サービス 作成日:2015年9月23日_記事番号:T00059462
共同購入型クーポンサービスを展開するグルーポンが22日、台湾向けサイトを閉鎖し、業務を停止した。23日付工商時報が報じた。
グルーポンは2010年に地場業者の「地図日記」を買収する形で台湾市場に参入。当初は業界最大手の地位を手にしたが、近年では地場大手の「夠麻吉(GOMAJI)」に取って代わられ、台湾からの撤退を決めた。
同社は既に21日、従業員100人以上を解雇しており、残務処理を担う15人も全員年内に解雇する方針だ。
なお、台湾では現在、GOMAJIの他、17Life、愛合購といった共同購入サイトが主にレストランやスパ、ホテル、旅行向けのクーポンを取り扱っており、1年間の取引額は合計約200億台湾元(約730億円)に上る。
グルーポンの撤退について業界関係者は「台湾のインターネット産業の不景気を示すものではなく、台湾の電子商取引(EC)業者が優れていることを証明するもの」と指摘した。
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