ニュース 電子 作成日:2015年9月23日_記事番号:T00059470
受動部品メーカーの光頡科技(バイキング・テック)は22日、中国の同業最大手、広東風華高新科技(風華高科、深圳上場)から株式公開買い付け(TOB)の申し入れを受けたことを明らかにした。買収額は約14億台湾元(約51億円)で、バイキング株式の17%を保有する主要株主の光磊科技(オプトテック)は協議に応じる姿勢を示している。23日付経済日報が報じた。
バイキングによると、風華高科は1株当たり29.8元、22日終値で計算するとプレミアム25.7%で35〜40%株式の取得を予定している。同買収案が成立した場合、台湾最大手の国巨(ヤゲオ)にとって強力なライバルとなるとみられる。
風華高科は近年、生産能力拡充を進めているが、同社製品はローエンド製品に偏っているため、バイキングの買収によりハイエンド製品の技術と生産能力を獲得し、欧米市場への参入を図りたい考えだ。
なお経済部工業局は、風華高科は中国政府系企業としての色合いが濃く、買収計画については特別会議を召集して審査を進める必要があるとしている。
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