ニュース 電子 作成日:2015年9月23日_記事番号:T00059475
半導体の知的財産(IP)大手、英ARMは22日、同社としては世界で4カ所目、アジアでは初の中央処理装置(CPU)設計センターを新竹科学工業園区(竹科)に開設した。ARMの呉雄昂・大中華区総裁は「台湾には十全な半導体サプライチェーンが構築されていることに加え、優秀な研究開発(R&D)人材が確保できるため、CPU設計センターの設置を決めた」と説明した。23日付経済日報が報じた。
呉・大中華区総裁(左)によると、台湾のARM従業員は08〜14年で7倍以上増えた(22日=中央社)
呉総裁は、2008年から14年にかけて台湾の提携パートナーのチップ出荷量は9倍以上に成長し、ARMアーキテクチャを採用する製品がパートナーの売上高を5倍に押し上げたと強調した。その上で今回のCPU設計センター開設について「台湾の提携パートナーと協力して世界のモノのインターネット(IoT)応用市場で商機獲得を目指す」と語った。
なおARMの新竹事務所が擁するR&D要員は昨年の20人から現在43人に増加しており、さらに年内に80〜100人まで拡充する計画だ。
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