ニュース 政治 作成日:2015年9月24日_記事番号:T00059483
与党国民党から総統選挙に出馬する洪秀柱同党副主席(立法院副院長)は、日本統治時代の1915年に起きた武装抗日蜂起事件、西来庵事件の首謀者、余清芳の処刑からちょうど100年に当たった23日、台南市玉井区の「余清芳抗日紀念碑」を訪れて献花した。その際、「侵略者に恩義を感じる台湾人がいることは考えられない」と述べ、日本は台湾にとって侵略者との見方を披露した。24日付聯合報が報じた。
献花を行う洪氏。台湾の主流民意との乖離(かいり)は歴然としている(23日=中央社)
洪氏は「日本人は台湾で水利などの建設を推進したが、台湾のためだったのか、それとも自身の利益のためだったのか」と語り、台湾のインフラ整備はあくまで日本のために行われたと主張。そして、西来庵事件を直視することが台湾社会の歴史観の対立を解消することにつながると述べ、「当時、日本に割譲されていたからといって、台湾も日本の敗戦によって敗戦国というのでは、余清芳ら抗日烈士が浮かばれないではないか」と話した。
洪氏は日本で安全保障関連法が成立した際も遺憾と懸念を示しており、反日スタンスは明確なようだ。
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