ニュース 運輸 作成日:2015年9月24日_記事番号:T00059486
大台北地区(台北市、新北市、基隆市)の路線バス運賃が来年にも1区間16台湾元(約58円)へと、現行の15元から1元値上げされる見通しだ。値上げは4年半ぶり。24日付中国時報などが報じた。
柯文哲台北市長は昨年8月に選挙公約として、バス路線見直しを掲げ、値上げはしないと話していたが、ほごになった格好だ(23日=中央社)
値上げ案は台北市政府の市政会議を先日通過しており、年末に市議会で認められれば、来年から実施される。1日当たり延べ120万人に影響する見通しだ。通勤で1日に2区間を往復する場合、1日当たり4元、1カ月で約100元支出が増える計算だ。
一方、学生や軍・警察関係者の運賃は1区間12元、高齢者や障がい者、子どもの運賃は8元のままで変更しない。バスから都市交通システム(MRT)、MRTからバスに乗り継ぐ場合の割引額も8元のままだ。
バス会社、首都客運の李建文総経理は、近年導入しているノンステップバスは部品や修理、ガソリン代が従来より高く、コストを反映して値上げしないとやっていけないと説明した。
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