ニュース その他製造 作成日:2015年9月24日_記事番号:T00059495
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は23日、市販されているプラスチック製哺乳(ほにゅう)瓶129点のサンプル検査を実施した結果、2社の計4種類の製品から使用が禁止されている有機化合物「ビスフェノールA」が検出されたと発表した。24日付蘋果日報が伝えた。
ある保護者は、「ビスフェノールAを使用していない」という表示を見てから購入したのにと憤った(TFDAリリースより)
問題の哺乳瓶は台湾優生(USベビー)が販売した3種類と台湾培宝(BAB)が販売した1種類で、いずれも「ビスフェノールAを使用していない」と表示していた。問題の製品は既に3,400万本が販売された。両社は同一グループに属する企業。
TFDAは両社に対し、期限内の改善を命じた。
ビスフェノールAには脳の発育異常や不妊などのリスクがあるとして、TFDAは昨年3月、乳幼児用の哺乳瓶への使用を禁止していた。
USベビーは24日の新聞広告で、哺乳瓶にビスフェノールAは使用しておらず、独自検査でも検出されなかったと主張する一方、不安がある消費者からの返品を受け付けると発表した。
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