ニュース 運輸 作成日:2015年9月25日_記事番号:T00059515
桃園国際空港では世界標準のスマート型空港を目指し、今後3年間で100億台湾元(約360億円)を投じ、セルフチェックインカウンターや手荷物の自動分別システム、空港向けICT(情報通信技術)システムなどを導入し、第1、第2ターミナルの全面スマート化を進める。25日付経済日報が報じた。
第2ターミナルの拡張イメージ図。片側ずつ17年、18年に完成予定だ(桃園空港リリースより)
空港運営会社、桃園国際機場公司の費鴻鈞総経理によると、今回の計画はスマート化設計を採用して2020年に完成予定の第3ターミナル建設に合わせたもので、同ターミナルが供用を開始した際、旅客や航空会社が旧ターミナルを利用したがらなくなる事態を避ける目的がある。
なお、桃園空港の旅客数は今年、延べ4,000万人を超え、第1、第2ターミナルの年間処理能力3,200万人を大きく上回り、さらに18年には4,500万〜5,000万人に増加すると予測されている。こうした中、同空港ではスマート化および第2ターミナルの拡張、第3、第4ターミナルの新設により、年間処理能力を8,600万人まで高める計画だ。
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