ニュース 医薬 作成日:2015年9月25日_記事番号:T00059519
保健機能食品メーカーの大江生医(TCI)は24日、商社大手の蝶理と提携意向書を交わした。今後、大江生医が開発した健康食品の原料を蝶理が日本で販売する。25日付工商時報が報じた。
蝶理の渡辺裕之取締役(左)と大江生医の林総経理(右)(24日=中央社)
提携第1弾として、大江生医の母乳由来のプロバイオティクス(善玉菌)「TC1633」と、でんぷんと二糖類の吸収を抑制するラッカセイ種皮エキス「シュガーロック」の特許取得原料2種類を、10月7〜9日に東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2015」に出展する。その後、蝶理が日本の大手健康食品メーカーに採用を促し、半年後に日本で新製品が発売される見通しだ。
統計によると、日本の健康食品市場規模は6,000億円以上。競争が激しく、安全性審査が厳しい日本に原料を供給できれば、世界のその他市場にも参入しやすくなる。
大江生医の林詠翔総経理は、原料輸出は食品事業と並ぶ新たな成長エンジンになると強調。将来的には中華圏市場で「TCI」ブランド製品を販売し、世界の商機を狙うことを考えていると明かした。
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