ニュース その他製造 作成日:2015年9月25日_記事番号:T00059520
25日付電子時報によると、太陽電池大手、新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)がマレーシアにおいて、台湾の同業、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)が出資する地場メーカー、Tek Seng社と合弁で工場を設置するとの観測が出ている。
今年初め、米国が台湾製太陽電池のダンピング(不当廉売)を認定し、反ダンピング関税の適用を決めたことを受け、ネオソーラーは中台以外での生産拠点設置を模索してきた。これについて同社幹部は「海外展開については計画を継続しており、今年末または来年初めにも量産を開始する予定だ」と話したが、工場の設置地域、生産量、提携相手など詳細については明らかにしていない。
ただ業界では、ネオソーラーがマレーシアの地場メーカーと合弁方式で投資を進める意向を持っているとの観測が伝えられ、提携候補の1社がTek Seng社とされた。
しかし、同社第1期増産計画のパートナーにはソーラーテックが決定したことから、ネオソーラーとの提携は実現しなかった。最近は第2期増産計画のパートナーがネオソーラーとなるとの観測が伝えられている。ただ、同計画は最終決定には至っておらず、提携についても実現の可能性は依然、未知数だ。
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