ニュース 電子 作成日:2015年9月25日_記事番号:T00059528
市場観測によると、サムスン電子はスマートフォンの販売不振を受け、他社向けに自社スマホ用チップの営業活動を開始し、中国のTCL集団に採用されたもようだ。証券会社は、聯発科技(メディアテック)やクアルコム、中国の展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)などスマホチップメーカーが影響を受けると予想した。25日付経済日報が報じた。
市場関係者によると、スマホ世界8位のTCLはこれまで大部分の製品にクアルコム、メディアテックのチップを採用していたが、サムスンが第3サプライヤーとなり、まずローエンドのファブレット(大型スマホ)新機種「P650M」にサムスンのチップを採用するとみられる。
メディアテックは、中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休向けの顧客の需要が弱く、9月は前月比減収になるみられる。ただ第3四半期売上高は前期比10〜18%増の目標を達成し、今年最高となる見込みだ。第4四半期は非需要期で、同社のスマホチップ出荷量は前期を下回り、売上高は約1割減少すると予想されている。
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