ニュース 運輸 作成日:2015年9月30日_記事番号:T00059538
馬英九総統は29日、欧州議会の議員らとテレビ会議を行い、台湾高速鉄路(高鉄)が今後、国境を超えた協力を通じ、アジア各国の高速鉄道建設を支援していくと表明した。その上で、既に台湾と日本が東南アジア各国で共同入札に取り組んでいると説明した。30日付聯合報が伝えた。
馬総統は欧州議会の議員らとのテレビ会議で、「アジア太平洋地域に平和をもたらす台湾と欧州連合(EU)の関係強化」について話し合った(29日=中央社)
台湾高速鉄路は日本の新幹線技術の唯一の輸出ケースだが、日台は今後、東南アジア、米国、オーストラリアでの高速鉄道事業に参入を目指す。
国家レベルで高速鉄道の輸出に取り組む中国は日台にとって強敵だ。インドネシアの高速鉄道計画では中国の技術を採用することが決まったばかりで、日台勢が劣勢にある点は否めない。
高鉄の広報担当者は「日台が協力して高速鉄道を建設した経験をシンガポール、マレーシア、タイ、ベトナムなどに視察してもらい、興味を抱いてもらっている」と述べた。
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