ニュース 金融 作成日:2015年9月30日_記事番号:T00059539
金融持ち株会社、永豊金融控股(シノパック・フィナンシャル・ホールディングス)は25日、傘下の永豊金証券が中国福建省のアモイ市金財投資との合弁計画を解消すると発表した。中台間のサービス貿易協定が遅々として発効せず、事業開始のめどが立たないことが理由。26日付工商時報が伝えた。
双方は2013年、同協定が発効することを前提として、永豊金証券が51%、アモイ市金財投資が49%を出資する形で、フルライセンスの証券会社を設立することに合意していた。
永豊金控の広報担当者は「合弁計画は2年前の段階で合意に達していたが、サービス貿易協定が(立法院で)なかなか承認されず、提携を実行に移すことができなかった」と述べた。
アモイ市金財投資は結局、持ち株比率を過半数未満とする条件で、台湾系の統一綜合証券を合弁相手に選んだ。
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